離婚を回避するなら、やってはいけないことが幾つかあります。
1.へり下ってご主人に縋りつく。
2.別居を提案する
3.話し合いで解決しようとする。
一つずつ説明しますね。
1.へり下ってご主人に縋りつく
まず、とりあえず謝ってご主人の機嫌を取ろうと考えたりしませんか?私は考えました。
これ絶対やめた方がいいです。逆効果です。これをやった結果私は…
「お前は何もわかってない!謝らなくてもいい!悪いと思うなら離婚してくれ!」と言われました。
ご主人が離婚したいと言い出した後は、謝って縋り付いても絶対この結果になります。
事態を悪化させたくなければやめた方がいいです。
2.別居を提案する
双方落ち着いて考えるために別居しようとか、ご主人の冷たい態度が耐えられないので実家に帰るという選択をする方もいるかと思いますが、別居はなるべく避けた方がいいと思います。
少し離れた方が心が戻ってくるのでは?と考えるかもしれませんが、ご主人が離婚をしたいと切り出してきた後に別居しても、心は戻ってくるどころか離婚を加速させる事態になります。
また、調停や裁判に進んでしまう可能性を考えると、離婚の事由を自ら作ることになります。
⇨ご主人の方が有責であっても別居期間が長くなると離婚が認められてしまう。
なので、一緒にいることが今どんなに辛くても別居はしない方がいいと思います。
3.話し合いで解決しようとする
ご主人は自分のことを誤解している、ちゃんと話せば分かってくれる、ちゃんとお互いのすれ違いを話し合えばまたうまくいくと思って話し合おうとしたりしていませんか?
私は何度もしました。
その結果、話し合えば話し合うほど状況が悪化し、離婚してくれ!もう離婚しかない!という言葉を主人から引き出してしまいました…。
夫婦の関係が悪くなっている時は、絶対に話し合っちゃダメです!私が身をもって体験してますから。
私は今ならなぜ話し合っちゃダメなのか理由がわかります。
話し合いでうまくいく事柄は目的が同じものである時です。
離婚の話し合いは、主人の方は離婚したい!自分の方は離婚したくない!とベクトルが正反対を向いています。
この状態で話し合いをしてもお互い自分の方に綱を引っ張るだけで話がまとまるわけもありません。
それどころか溝はどんどん深まります。
また、男性にとって「話し合い」とは納得出来る答えを導き出すことに対して、女性にとっての「話し合い」は感情を吐き出し、気分的にスッキリしたい、相手に受け入れてもらいたいための手段と言えます。
ベクトルが正反対の状態で、男女目的の違う「話し合い」をしてしまうと…
もうお分かりですよね、どんどん亀裂が深まります。
他のホームページ等で「話し合いはするな!」て書いてあるのはよく見かけるのですが、何故なのかを教えてくれる人はあまりいません。だから、「私なら話し合いしても大丈夫!」て思って話し合いを持とうとしちゃうんですよね。分かります。
でもこういうわけなので、関係がかなり修復するまでは話し合いはしないでください。
1.へり下ってご主人に縋りつかない。
2.別居を提案しない。
3.話し合いで解決しようとしない。